// ルール・遊び方
サバゲーの写真・動画はどこまでOK?撮影マナーとフィールドの規定
装備の写真を撮りたい。動画を撮ってSNSに上げたい。どちらも自然な気持ちです。ただしサバゲーには「写っては困る人がいる」という事情があります。この記事ではフィールドの規定、他人の写り込み、SNSへの投稿、ゲーム中の撮影を整理します。知らずにやると本気でもめる部分なので、先に読んでおいてください。マナー全般は禁止行為とマナー違反10選で扱っています。
なぜ気をつける必要があるのか
サバゲーをやっていることを、周囲に知られたくない人が一定数います。
理由はさまざまです。
- 職場に知られたくない:趣味を説明するのが面倒、という人は多い
- 誤解されやすい趣味だから:内容を知らない人には伝わりにくい
- 家族に言っていない:これも珍しくありません
- 顔出しをしていない:SNSで活動している人ほど気にします
- 単純に写りたくない:理由は要りません
撮る側に悪気がなくても、相手には実害が出ることがあります。ここが他の趣味と少し違うところです。
まずフィールドの規定を見る
撮影のルールはフィールドごとに違います。統一された決まりはありません。
| よくある規定の形 | 中身 |
|---|---|
| 撮影OK | 特に制限なし。ただしマナーは前提 |
| 場所を限定 | セーフティのみ可、フィールド内は不可など |
| SNS投稿に条件 | 他人が写る場合は許可を取ること |
| ゲーム中は不可 | 安全上の理由から禁止していることも |
| 事前申請が必要 | 本格的な機材や商用利用の場合 |
公式サイトの利用規約やレギュレーションに書かれています。見当たらなければ、受付でひとこと聞いてください。聞いて嫌がられることはまずありません。
各フィールドの公式サイトへは、フィールド検索から個別ページを開くとたどれます。
他の参加者を撮るとき
基本はひとつだけです。「先に聞く」。
- 撮る前に声をかける「写真撮ってもいいですか」で十分です。撮ってから聞くのは順番が逆です。
- 断られたら引く理由を聞く必要はありません。それ以上は踏み込まないのがマナーです。
- SNSに上げるかどうかも一緒に聞く「撮影OK」と「投稿OK」は別の話です。ここを分けて確認してください。
- 集合写真は特に注意全員に確認するのは大変ですが、1人でも嫌な人がいれば投稿は避けるのが安全です。
- 子どもが写る場合は保護者に確認本人ではなく保護者に聞いてください。
盗撮と受け取られる行為は絶対に避けてください:断りなく人にレンズを向ける、更衣スペースや荷物置き場を撮る、寝ている人を撮る。こうした行為はフィールドからの退場や、通報につながることがあります。本人が気づいていないなら問題ない、ということはありません。
SNSに上げるとき
撮影の許可と、投稿の許可は別物です。ここを混同する人が多くいます。
投稿前に確認すること
- 顔が判別できるか:判別できるなら本人の許可が必要です
- フィールド名を出していいか:規定で制限している場合があります
- 位置情報が付いていないか:自宅からの経路が推測されることもあります
- 背景に何が写っているか:他人の荷物や車のナンバーに注意
- 本人が特定される要素はないか:装備の特徴やゼッケン番号など
迷ったときの判断
「迷ったら上げない」で問題ありません。写真が1枚減るだけです。
どうしても使いたい場合は、顔を隠す加工をするという手もあります。ただし加工すれば必ずOKというわけではないので、可能なら本人に確認してください。
ゲーム中の撮影と安全
ここは安全の話です。マナー以前の問題として書きます。
| 危ないこと | なぜ危ないか |
|---|---|
| 手にカメラを持って動く | 片手がふさがる。転倒時に手をつけない |
| 画面を見ながら移動する | 足元と周囲が見えない |
| 撮影に気を取られる | ヒットに気づかない。もめる原因 |
| ゴーグルを外して撮る | 絶対にやってはいけません |
| 機材が被弾する | 壊れます。自己責任です |
ゴーグルは、どんな理由があっても外さないでください:「いい画を撮りたいから一瞬だけ」——この一瞬で目を失う可能性があります。フィールド内でのゴーグル脱着は、すべてのフィールドで最も重い違反として扱われます。ゴーグルの記事はこちら。
体に固定するタイプなら許可されることも
頭やベストに固定する小型カメラは、両手が空くため許可されている場合があります。ただしこれもフィールド次第です。
- 必ず事前に確認する
- しっかり固定する:外れて落ちると危険物になります
- 撮影中であることを周囲に伝える:黙って回さない
- ヒットコールは撮影より優先(ヒットコールの記事)
トラブルにならない撮り方
安全で、誰も嫌な思いをしない撮り方があります。
- 自分の装備を撮る:一番もめません。しかも一番よく撮れます
- 風景・バリケードを撮る:人が写らない時間帯を選ぶ
- 一緒に来た仲間を撮る:確認が取りやすい
- 貸切で撮る:他の参加者が写り込みません(貸切対応フィールド52選)
- ゲームが終わったあとに撮る:安全で、落ち着いて撮れます
本格的に撮りたいなら貸切が一番の答えです。撮影のためにグループで借り切る人もいます。
収益化・商用の場合
動画を投稿して収益を得る場合は、別の話になります。
- 必ずフィールドに事前相談してください:無断で行わないこと
- 申請や許可が必要なフィールドがあります:料金が発生する場合も
- 写る人全員の同意:個人の投稿以上に慎重さが求められます
- フィールド名や施設の映り込み:使用条件を確認してください
「趣味の投稿」と「収益を伴う撮影」は、フィールド側の扱いが変わります。後から問題になるより、先に聞いた方が確実です。
気兼ねなく撮れる環境を探す
貸切に対応したフィールドなら、他の参加者が写り込みません。撮影の可否は各フィールドの規定によるため、公式サイトでご確認ください。全国47都道府県・198か所を掲載中。
フィールドを検索する ▸よくある質問
写真を撮ること自体は禁止されていますか?
フィールドによります。撮影そのものを禁止しているところは多くありませんが、場所や投稿について条件を設けている場合があります。事前に規定を確認してください。
他の人が写った写真をSNSに上げてもいいですか?
本人の許可を取ってください。サバゲーをやっていること自体を知られたくない人がいます。顔が判別できる場合は特に注意が必要です。
後ろ姿なら大丈夫ですか?
装備や体格で特定されることがあります。顔が写っていなければ必ず安全、とは言えません。迷ったら確認するか、上げないでください。
ゲーム中にカメラを回せますか?
フィールドの規定によります。手に持つタイプは片手がふさがるため危険とされ、体に固定するタイプのみ可という場合もあります。必ず事前確認を。
スマホで撮るだけでも確認が必要ですか?
機材の大きさは関係ありません。スマホでも同じ配慮が必要です。人を撮るなら声をかけてください。
自分だけを撮るなら自由ですか?
背景に他の人が写らないか確認してください。それさえクリアすれば、自撮りや装備の撮影が一番トラブルになりません。